【観光情報】今宮神社
京都観光情報|2020.05.23 UP
今宮神社は京都市の北部、紫野に位置する神社です。平安時代、疫病や災厄を鎮める為に都各地で御霊会と呼ばれる祭礼が行われました。この中で紫野の地で行われた紫野御霊会が今宮神社の起源です。
その由来から、健康祈願に訪れる方も多く、また、今宮神社の産子(うぶこ。血縁由来の氏子から地縁関係へと展じて、生まれた土地の神である産土神と氏神が混同され産子と呼ばれる)で西陣の八百屋の出であった娘が、三代将軍家光の側室に上がり、これが後に従一位を賜った桂昌院であることから、良縁を望む女性の参拝も多く見られます。
今宮門前通にはかつて大鳥居がありましたが、平成29年10月の台風で損傷を受け、現在は基礎だけを残し解体されています。現在令和4年の再建を目指し寄付を募っておられます。
大鳥居を抜け北へ進むと楼門が見えてきます。
楼門をくぐると境内となり、奥には拝殿、左手には子宝祈願の若宮社を始めとし、様々な神様が祀られています。
拝殿の奥には本社があります。通常ですと4月にやすらい祭があり、練り歩き巡幸が行われますが、残念ながら今年は新型コロナウイルス流行に伴い、巡幸は取りやめとなりました。ただ、本社での鎮疫の神事は執り行われました。
また、5月5日の今宮祭神幸祭も居祭となりました。
東門から出ると、今宮名物あぶり餅の一和さんと、かざりやさんがあります。現在は週末と祝日のみの営業で、持ち帰りのみとなっておられるようです。
今宮神社へは当ホテルからですと、”東寺道”バス停より205系統”金閣寺・北大路バスターミナル行き”をご利用頂き、”船岡山”バス停で下車し今宮門前通りを北へ徒歩で6分ほどです。
詳しい情報はこちらのURLよりご確認下さい。
今宮神社:http://www.imamiyajinja.org/
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