京都の節分~よも参り(四方参り)~ 2026
京都観光情報|2026.01.29 UP
節分の起源と由来
節分は「季節を分ける日」という意味を持つ、日本の伝統行事です。
本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していましたが、現在では「立春の前日」が節分として定着しています。
節分の起源は、古代中国の厄払い行事「追儺(ついな)」とされ、季節の変わり目に邪気を払い、無病息災を願う行事として日本に伝わりました。
豆まきの風習も、鬼(災い)を追い払い福を招く意味が込められています。
京都での節分
千年の都・京都では、節分は特に大切にされてきた行事のひとつです。
陰陽道の考え方が深く根付き、鬼門(北東)・裏鬼門(南西)を意識した厄除けの文化が今も受け継がれています。
節分の時期には、市内各地の神社仏閣で節分行事が行われ、豆まきや厄除け祈願、特別な授与品を求めて多くの参拝者が訪れます。

京都の節分行事「四方(よも)参り」
― 邪気を祓い、春を迎える京都のならわし ―
京都では節分の時期になると、豆まきや鬼追い式とあわせて行われる風習のひとつに、「よも参り(四方参り)」があります。
これは、立春を迎える前に四方の神仏へ参拝し、厄除けと無病息災を願う、京都ならではの信仰習俗です。
節分とよも参りの関係
節分は「季節を分ける日」とされ、季節の変わり目に邪気が入りやすいと考えられてきました。
そこで京都では、
・一年の厄や災いを祓う
・新しい春を清らかな気持ちで迎える
という意味を込めて、東西南北の四方にあたる寺社を巡拝する「よも参り」が行われてきました。
よも参りの「四方」とは「よも(四方)」は、文字通り東・西・南・北を指します。
京都でよく知られる節分の寺社
節分の時期には、京都各地の寺社で厄除け行事が行われます。
よも参りの一環として、次のような寺社を組み合わせて参拝する方も多く見られます。
吉田神社(東)
京都を代表する節分の神社。表鬼門。
京都最大規模の節分祭が行われ、露店や豆まきで大変賑わいます。
追儺式(鬼やらい神事)や、豪華賞品が当たる「厄除福豆」が行われます。
壬生寺(西)
厄除けで知られる寺院。裏鬼門。
900年以上の歴史がある厄除け行事で、節分会では、壬生狂言の奉納や厄除け祈願が行われ、静かに参拝したい方にも人気です。
無言劇の「壬生狂言・節分」が上演されます。また素焼きの皿に名前と願い事を書いて奉納する伝統が行われています。
八坂神社(南)
疫病除けのご利益で知られる神社。
花街の文化が色濃い華やかな雰囲気が特徴で、舞妓・芸妓による舞踊奉納や豆まきが行われます。
写真撮影に訪れる人も多いスポットとなっています。
北野天満宮(北)
学問の神様・菅原道真公を祭る神社。
節分祭では、厄除け祈願や豆まきが行われ、多くの参拝者で賑わいます。
追われた鬼が最後に逃げ込み、封じ込められる場所とされ、追儺狂言や芸舞妓による日本舞踊・豆まきが行われます。
これらを巡りながら、豆まきや護符授与に参加するのも、節分ならではの楽しみ方です。

参拝の時期と流れ
節分のよも参りは、
節分当日(2月2日または3日)を中心に、前後数日で行われます。
特別な作法はなく、
- 静かに参拝する
- 一年の無事を感謝する
- 厄除けと新しい春の安寧を願う
この三つを心に留めて巡るだけで十分とされています。
節分の京都は、冬の静けさの中に春の気配が感じられる特別な季節です。
観光の合間に寺社を巡る「よも参り」。京都の信仰文化を身近に感じていただける体験はいかがでしょうか。賑やかな行事と、静かな参拝の両方を楽しめるのも、節分ならではの魅力です。
節分のよも参りは、
邪気を祓い、四方の神仏に見守られながら春を迎えるための京都の風習です。
初詣とは異なる、季節の節目を大切にする京都の心を、ぜひご滞在中に感じてみてください。
京都プラザホテル本館・別館は京都駅から徒歩圏内にあり、市内各地の節分行事や四方参りにもアクセスしやすい立地です。
冬の京都は比較的落ち着いており、伝統行事をゆっくり楽しみたい方にもおすすめの季節です。
ご宿泊の際は、京都ならではの節分文化に触れてみてはいかがでしょうか。
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