【観光情報】石清水八幡宮
京都観光情報|2022.02.11 UP
石清水八幡宮
今回は、石清水八幡宮をご案内いたします。
石清水八幡宮は、京都市の南となる八幡市(やわたし)にあり、大阪府との堺にほど近いところに位置します。
石清水八幡宮は、男山の山頂に鎮座し、平安時代の859年、南都大安寺の行教和尚が大分県の宇佐八幡宮にて日夜祈祷を捧げていたところ、八幡大神より託宣を受け、同年男山に託宣通り御神霊を祀ったのが起源です。その後860年に、朝廷が八幡造の社殿を造営し、同年4月3日に遷座され今に至ります。
石清水八幡宮の周辺は、桂川・宇治川・木津川が合流し淀川となる地点であり、交通の要衝として栄えるとともに、その地形から数々の戦場となってきました。南北朝時代を皮切りに、対岸の山崎・天王山では明智光秀と羽柴秀吉の決戦、鳥羽・伏見の戦いの際には石清水八幡宮西側の橋本に、新選組土方歳三が陣を構えるなど、数々の歴史の舞台ともなってきました。
表参道の一ノ鳥居です。徒歩で参拝する場合、こちらが入り口となります。京阪石清水八幡宮駅からみると、駅前ロータリーを抜けて南方向へ右に曲がった先にあります。
一ノ鳥居を抜けると頓宮があります。9月15日に行われる勅祭石清水祭の際に御神霊が本殿より御遷しされる社殿です。
頓宮の前を抜けると左手に駐車場、正面には二ノ鳥居。また、駐車場内に大きな松の木が立ちます。この松は、2022年の大河ドラマでも登場する、源頼朝が奉納したという伝承を持つ六本松の2代目です。残念ながら六本松唯一の生き残りであった初代の松が落雷で焼失し、その後昭和30年に奉納されたこの松が2代目として今も残っています。
今回は、二ノ鳥居の前で一旦引き返して駅へと戻り、ケーブルカーに乗車しました。ケーブルカーの駅は京阪石清水八幡宮駅改札をでてすぐ右手にあります。表参道から男山を登ると、20~30分ほどかかりますが、ケーブルカーですと5分かからず山の上へと上がることができます。
ケーブルカーの山頂駅のほど近くに京都盆地を見渡せる展望台があります。京都市中心部から少し距離があるものの、京都タワーや比叡山などを一望できます。また、桜の季節には写真真ん中左側の背割堤が桜色に染まり、美しい風景を楽しむことができます。
ケーブルカーの山頂駅からぐるりと回り込むように進むと、表参道へとつながり南総門の前へと出ることができます。南総門をくぐると本殿となります。
ケーブルカーを使わずに表参道から山道を登ってくると、こちらの三ノ鳥居へと到着します。鳥居をくぐり石畳を進みますと先程の南総門へと到着します。
三ノ鳥居より南総門を正面に見て左手へ進むと、駐車場や休憩所などがある広場に出ます。その一角にエジソン記念碑があります。エジソンが白熱電球を開発した際、フィラメントの素材として男山の真竹が選ばれ、電球の寿命を大きく伸ばすことに成功しました。
現在の記念碑は昭和59年に建て替えられたものです。
当ホテルから石清水八幡宮へは、近鉄東寺駅より奈良方面へ乗車頂き、近鉄丹波橋駅で降りた後、連絡通路を通って京阪丹波橋駅へ移動頂き、京阪本線へお乗り換え下さい。大阪方面に乗車頂き、石清水八幡宮駅で下車してください。
駅を出てすぐ右手にケーブルカー駅が。左手へ進みバスロータリーを抜けた後右手へ進むと参道入口があります。
石清水八幡宮:http://iwashimizu.or.jp/top.php
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